おじさんへ


父方のお兄さん。私にとっておじさんが亡くなりました。
身内が年に二回も世を去ることになる、大連から帰ってくる前からそれとなく知ってはいましたが、今までそこに行けばいた人がもういなくなってしまったと思うと悲しいという一言につきます。寄せ書きを見ると、誠実さと優しさが分かり、またおつやにご来訪いたただいた方々も彼を本当にしたう人のみが来ていて私が知っているおじさんらしさが最後までそこにありました。

おじさんとの一番の思いではなんといっても小学生低学年のころふとおじさんの部屋にいくと「これ。こいつにはまだ早いかな。」とかいってヌードの絵(芸術系)を見せてもらいその日はもう興奮して寝られなかった思い出がございます。子供のころから知っているおじさんはかっこよく、社交的で、人をよく笑わせて、しかしながら誠実な方でした。今まで突拍子の無いことばかりしてきた私ですがいつもおじさんは私のやっていることを尊重してくれました。帰るときもいつも家から出てきて目を合わせて右手を上げる。その目はいつも「がんばれよ」と語りかけてくれているようでした。

おばあちゃんの四十九日の翌日、6年6月6日66歳、その次の日7日で67歳の誕生日でしたが、おじさんらしく全て6にそろえて他界されました。心よりご冥福をお祈りしております。