溺れるゴキ君

すっかり、こちらのブログはご無沙汰しておりました。それは単純に前のようにどこかに出歩いて何かを見るというよりかは、ほとんど本ばかり読んでいて、別にブログにあげなくても「まっいいかな」と思っていたのですが、昨日家でボクシングのトレーニングをしていたら、ふと、見てはいけないものが目に入ってきて、それが何かというと、タンスの上に、埃だらけで息絶えているゴキブリ君でして、あまりの出来事にしばらくゴキ君と見つめ合ってしまいました。それを境に、いろんな物が目に入ってくるようになり、スーツが三着、カビだらけだったり、部屋の至る所が埃だらけだったり、よく鼻をきかせてみると、何かこう臭うような気さえする。
実は、ここ数ヶ月体調を崩しておりまして、きっと仕事の蓄積疲労なんだろうなーと思っていたのですが、ははぁーん、きっとこの部屋にも原因があるとぴんときたのですね。
ふと、時間が止まっていたんだ、なんて感傷に浸ったりもしましたが、すぐさまそんなわけが無い、そもそも時間が止まっていたら、ゴキ君が溺れる程の埃がつもるわけがないと思い直しまして、あぁー、ほったらかしてきたんだ、数年間。とつくづく思う。そう思うと、ここ数年、拍車をかけるように、どっちでもいいこと、そんなに意味の無いと思うことは、見事に手を付けないようになったなと思う。と同時に生活で接している以上、ほったらかせば、その結果がおのずと身に降り掛かってくるということをまざまざと見せつけられた、ちょっとした事件でした。
そんなこんなで、本日は少し掃除をして、そうだ本も一回読んだら、売ってしまってもいいかなと思ったところ、ダメだ、、読んだことさえ思い出せなくなる、ブログに書いていないし。。と気付き、数ヶ月にさかのぼって、本の感想を書いていった次第です。

ちなみに、ゴキ君を対処できる心の余裕はないと思っていたのですが、埃の海から掃除機で救ってあげることができました。